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投稿日:2020-07-16
更新日:2020-07-16
chkdsk とは?/ chkdsk のステージ / 注意点
感想(あるいは私が chkdsk に抱いている印象) / これまでの実行履歴
感想(あるいは私が chkdsk に抱いている印象) / これまでの実行履歴
chkdsk とは?/ chkdsk のステージ / 注意点
chkdsk とは?
Windows ファイル システム の エラーを検出
「chkdsk」を実行すると、「ファイル システム」と「ファイル システム メタデータ」をチェックして、論理エラーと物理エラーを検出します。
「ファイル システム」の整合性を確認したい場合
オプション(パラメータ)を付けず、読み取り専用モードで実行します。※パラメータなしで「chkdsk」を実行すると、「読み取り専用モード」で実行されます。
整合性の確認を行い、ボリュームのステータスのみを表示します。
※エラー修正を行いません
→「ステージ 1 ~ 3」が実行されます
「ファイル システム」の整合性を確認の上、修復も同時に行いたい場合
オプション(パラメータ)を指定することで、「ファイル システム」に不整合が発生している箇所を自動的に修復することができます。
f、/r、/x、または/b パラメータと一緒に「chkdsk」を実行すると、ボリューム上のエラーを修正します。
→「ステージ 1 ~ 3」あるいは「ステージ 1 ~ 5」が実行されます
chkdsk のステージ
「chkdsk」の実行すると、ステージへ移行します
ステージには、「3つの主要なステージ」と「2つのオプションステージ」があります。
ステージ1
Chkdskは、MFT(マスター・ファイル・テーブル)で各ファイル・レコード・セグメントの整合性を確認します。
ステージ2
Chkdskは、ボリューム上の各インデックス(ディレクトリ)の内部の整合性をチェックします。
ステージ3
Chkdskは、各ボリュームのセキュリティ記述子を検証して、形式が適切であり、内部的に整合性があることを確認します。
ステージ 4 及び 5 (オプション)
Chkdskは、ボリューム上のすべてのセクターを読み取り安定性を確認します。
ステージ 4 及び 5 は、/rパラメーターを使用する場合に実行されます。/rパラメーターは各クラスタにあるセクターが使用可能であることを確認します。
ステージ 4 では、使用中のすべてのクラスタを検証します。
ステージ 5 では、使用中ではないすべてのクラスタを検証します。
注意点
chkdskを実行する前に
重要なデータファイルをバックアップする
感想(あるいは私が chkdsk に抱いている印象) / これまでの実行履歴
感想(あるいは私が chkdsk に抱いている印象)
「打ち出の小槌」ではない
・何でもこちらの希望を叶えてくれるわけではない(とは限らない)
・痛みを伴うこともある(実行しなければ良かった、と後悔する可能性もある)
実行タイミングが難しい
原則的には「chkdsk 実行前に重要なデータファイルをバックアップすることが望ましい」とされているが、中途半端にしかデータを読み込みできない場合の匙加減は、難しい。
あれこれ時間をかけて色々試すより(しかも結局うまくいかない)、諦めてすぐに chkdsk 実行した方が、ファイル救出できる場合もある。
その逆で、バックアップ取得前に chkdsk 実行した結果、HDDの故障個所が拡大してしまい、救えるファイルが救えなくなってしまう場合もある。
ステージ 4 及び 5
何回か試したことはあるが、期待した結果を得られたことは一度もない。
ステージ 1 ~ 3
何回か試したことはあるが、期待した結果を得られたことはある。
ドキュメントは公開されていないのに、仕様は随時変更される
・Windows Server に関するドキュメントは公開されているが、Windows 10 に関するドキュメントは公開されていない
・そのためインターネット上は、(このサイトも含め)ノイズで溢れ返っている
・Windows 10 の chkdsk に関するドキュメントはありますか?
・「不良セクターをスキャンし、回復する」という選択肢は、「Windows 8」以降でなくなりました。
これまでの実行履歴
・Chkdsk の動作について
・Microsoft Docs