カテゴリー:
Windows 10
閲覧数:627 配信日:2020-07-16 10:51
chkdsk とは?
Windows ファイル システム の エラーを検出
「chkdsk」を実行すると、「ファイル システム」と「ファイル システム メタデータ」をチェックして、論理エラーと物理エラーを検出します。
「ファイル システム」の整合性を確認したい場合
オプション(パラメータ)を付けず、読み取り専用モードで実行します。※パラメータなしで「chkdsk」を実行すると、「読み取り専用モード」で実行されます。
整合性の確認を行い、ボリュームのステータスのみを表示します。
※エラー修正を行いません
→「ステージ 1 ~ 3」が実行されます
「ファイル システム」の整合性を確認の上、修復も同時に行いたい場合
オプション(パラメータ)を指定することで、「ファイル システム」に不整合が発生している箇所を自動的に修復することができます。
f、/r、/x、または/b パラメータと一緒に「chkdsk」を実行すると、ボリューム上のエラーを修正します。
→「ステージ 1 ~ 3」あるいは「ステージ 1 ~ 5」が実行されます
chkdsk のステージ
「chkdsk」の実行すると、ステージへ移行します
ステージには、「3つの主要なステージ」と「2つのオプションステージ」があります。
ステージ1
Chkdskは、MFT(マスター・ファイル・テーブル)で各ファイル・レコード・セグメントの整合性を確認します。
ステージ2
Chkdskは、ボリューム上の各インデックス(ディレクトリ)の内部の整合性をチェックします。
ステージ3
Chkdskは、各ボリュームのセキュリティ記述子を検証して、形式が適切であり、内部的に整合性があることを確認します。
ステージ 4 及び 5 (オプション)
Chkdskは、ボリューム上のすべてのセクターを読み取り安定性を確認します。
ステージ 4 及び 5 は、/rパラメーターを使用する場合に実行されます。/rパラメーターは各クラスタにあるセクターが使用可能であることを確認します。
ステージ 4 では、使用中のすべてのクラスタを検証します。
ステージ 5 では、使用中ではないすべてのクラスタを検証します。
注意点
chkdskを実行する前に
重要なデータファイルをバックアップする