カテゴリー:
ハードディスク全般
閲覧数:504 配信日:2016-11-05 21:17
論理障害とは?
機器自体は故障していないにもかかわらず、内部の電磁的記録に障害が発生したもの
→ ハードディスク内の「ファイルシステム」が損傷してデータが読み取れない状態
特徴
・「再フォーマット」や「リカバリ」をすれば直る
→ 再利用可能
物理障害とは?
機器自体に障害が発生
→ ハードディスク内の”データを格納”する部品が壊れた
・ヘッドクラッシュ
・PCB(ハードディスクドライブの基盤)不良
・スピンドルモーターの不良やベアリングの焼きつき
・プラッターのアライメントが狂ったもの
・ハードディスクドライブのファームウェア不良
・メディアダメージ
・不良セクタ
・メディアの熱膨張によるオフトラック
「機械的な故障・損傷が起きている状態」の具体例
・HDDから異音が聞こえる「カチンカチン」「ガリガリガリ」
・HDDからエラーのような電子音が聞こえる「ピーッピーッ」
・通電してもモーターが動いている様子がない
・焦げ臭いにおいがする
・ケムリが出た
・HDDのデータ記録領域に「クラスターエラー」が起きている
特徴
・使用すれば使用するほどエラー領域は増加
・エラー領域へ書き込んでいたデータは二度と読み出せない
・「再フォーマット」や「リカバリ」をしても直らない
→ 再利用不可