カテゴリー:
ハードディスク全般
閲覧数:710 配信日:2014-12-16 18:29
ファイルの 「サイズ」 と 「ディスク上のサイズ」 の違い
比較一覧表
ファイル
- | サイズ | ディスク上のサイズ |
---|---|---|
内容 | 実際のファイルサイズ。 本当のファイルサイズ |
HDDに保存される際に使用する領域のサイズ。 ファイルが消費しているブロックの合計サイズ |
異なるHDDで確認すると、どうなるの? | 変化なし。常に一定。 | 変化するかもしれない。HDD毎に異なる(可能性がある) |
何れが大きいの?
「サイズ」≦「ディスク上のサイズ」
・「サイズ」が「ディスク上のサイズ」より小さいことは、あり得る
・「サイズ」が「ディスク上のサイズ」と同じことは、あり得る
・「サイズ」が「ディスク上のサイズ」より大きいことは、あり得ない
「実際のファイルサイズ」と「HDDに保存される際に使用する領域のサイズ」が異なる理由
1バイト単位で使用する領域を割当てているわけではない
HDDなどでは1バイト単位で使用する領域を割当てているわけではなく、ひとまとまリの領域単位で割当てているため
アロケーションユニットサイズ
ハードディスク上の最小単位ブロックのことを、アロケーションユニットサイズ(クラスタ)と呼ぶ
※「FAT」というファイルシステム(ファイル管理方式)では、このブロックをクラスタと呼ぶ
※HDD右クリック - [フォーマット]で、現在の(そのHDDの) アロケーションユニットサイズ を確認できる
4KBのクラスタサイズで管理している場合
・1バイトのファイルの「ディスク上のサイズ」は、4KBになる
※ブロックサイズが4KBであれば、1バイトのファイルでも4KBの領域を消費してしまう。(端数がブロックサイズ単位で切り上げられる)